365セブンスウェル🌿🌈

旅とデザイン、傍らにコーヒー。

ホテルレストランスタッフ〜心の愚痴⑤〜

わたしはホテルの中にあるレストランで働いている。といっても、 高級なリゾートホテルとは違い、会議室等もあることから、 ビジネスマンが多く利用するホテル。

 

レストラン自体は、朝食・ランチ・ ディナー時間帯と営業している。

 

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最近より再開しはじめた、朝食ビュッフェ。

朝食ビュッフェの悪夢に関してはシリーズ④ でぐちぐちと語らせて頂いたが、最近 小ネタが増えたので、この場をかりて(また) 発表させて頂こうかと思う。

▶︎▶︎ホテルレストランスタッフ〜心の愚痴④〜 - 365セブンスウェル🌿🌈

 


噂の GOTO EAT への加盟店舗はコロナ対策への規約があり、うちでは そのひとつとして、”マスクケース” というものを来店者にお渡ししている。

”マスクケース” と言っても、A5サイズくらいのただの紙製の入れ物で、 こんなものにマスクを入れたところでウイルスの飛散を防げるなん て、微塵も思えない代物だ。

が、『マスクケースをゲストに配布している』 という事実が重要らしい。

 


・・・エコとはなんなんだろうな。

 

 

 

ある日の朝食。

 


3人で来店したご家族。

お料理ををひとしきり取り終えたようで、席に座る。

ふと、わたしの目にとびこんできたのは 娘がとってきたであろう、お皿の上に大量に盛られたパン。

小ぶりのパンとはいえど、数が大量なだけに 乗せられた皿も、ひーひー言っているように見える。

 


ここは、大食い選手権会場なのか!?というくらいに、 朝からすごい食欲の人は稀にいる。

が、その日のレストランはぶっとんでいる日で。

 

 

 

そこでまた一人、来店してきた20歳くらいの男の子。

細い、、!とにかく細いのだ。

その身体のどこに入るのかとゆうほどに、パンをとる。 どれくらいかイマイチ想像出来ないかと思うので事細かに説明する と、

3種類×10個ずつあったはずのパンが、その男の子により 余すところ2個しかなくなっている。・・・遠慮のかたまり? 春のパン祭り?どうゆうこと?

 

 

 

両者ともに良い食いっぷりを見せてくれている。

娘は女性と思えないワイルドな食べ方な一方、 男の子はしなやかにそれを口に運んでいく。

あの、

大食い界伝説の魔女🦹‍♀️(偽)菅原初代

VS

大食い界きってのアイドル💋(偽)もえあず

といったところ か。

 


ここで、(偽)もえあず が動きを見せた。

おかわりだ。

先ほど選手のテーブルの上にあったはずの大量のパンは姿形なくなっている。おそるべし食欲・・・! と審議コメントを失っていると、

もう一人の審判がわたしに忠告する。

 


彼のパーカーのポケットが、異様にふくらんでいると。

 


注意深く観察してみると、 痩せているがゆえ分かりすぎてしまうそのポケットのふくらみ。 わたしはここよ!と言わんばかりに、チラリとのぞくパンの袋。

 


・・・ルール違反!!!!


いくら食べても良いけれど、持ち帰りはルール違反ですわ兄さん・ ・・。

 


そんなことをよそに補充したはずのパンたちを、またもや かっさらっていく(偽)もえあず)。

 


そこに気をとられてはいたが、(偽) 菅原もおかわりに立とうとしていた。

向かった先は、やはりパン!!!

念のため、選手のテーブルを確認 。

。。食べてない!!食べきってない!!!どうした(偽)菅原!?

分かった!!あれじゃ!あの儀式!

必殺熊落とし!※胃から無理矢理食べ物を落とす技

 


あれが伝説の〜〜〜!!・・・と一人心躍らせていると、 もうひとりの審判がボソリと、

 


マスクケースの中にパンが入っている」と。

 


選手テーブルの上に、無造作に置かれたマスクケースに目をやる。

パンがパンパン!

A5サイズのちいちゃい マスクケースの中に!!パンがパンパン!!!

 


・・・ルール違反!!!!


マスクケースにパン入れるんは もはやエコかもしれませんが、それはルール違反ですわ姉さん、、 。

 


無くなったパンを補充する度になくなっていくパンたち…。


そして、マスクケースに入れられ、 パーカーのポケットに入れられ…。

 


ルール違反と分かったらば、勝敗つけ難いこの勝負🤮 残念ながら審判より一言言わせてもらわねば… 一人心苦しく思い悩んでいると、その横手目を光らせる もう一人の審判。

それはもう、すごい形相と威圧感。

 


張り詰める緊張感。

 

 

そそくさと出口へ向かう選手たち。

 


呼び止める審判。

 


パンの行方心配。

 


お持ち帰りお断りさせて頂いておりますのでお出ししていただいて よろしいですか⤴︎!?

 

とどめの一言、、、。

 

ぺちゃんこにつぶれた、A5サイズのマスクケースから出てきた大量のクロワッサン…

 

 

四次元ポケットに入っていたとしか思えない程の数のパン…

 


既に息絶え絶えでの姿での回収となってしまったが、 きっと これで良かったのだろう。

 

 

 

 


…てゆうか、持って帰るなよ!!!

 

 

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▼▼心の愚痴シリーズ▼▼

ホテルレストランスタッフ〜心の愚痴①〜 - 365セブンスウェル🌿🌈

ホテルレストランスタッフ 〜心の愚痴②〜 - 365セブンスウェル🌿🌈

ホテルレストランスタッフ〜心の愚痴③〜 - 365セブンスウェル🌿🌈

 

#gotoeat

#大食い

 

ホテルレストランスタッフ〜心の愚痴④〜

わたしはホテルの中にあるレストランで働いている。といっても、 高級なリゾートホテルとは違い、会議室等もあることから、 ビジネスマンが多く利用するホテル。

 

レストラン自体は、朝食・ランチ・ ディナー時間帯と営業している。

 

…ハイペースに更新し過ぎなネタだが、この記事を更新する際は おそろしいほどに、文字を打つ手が止まらない。

 

そんな、ホテル内レストランスタッフによる心の中の愚痴、第④弾です。笑

 

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コロナの影響からしばらくの間、朝食ブュッフェを休止して お膳提供をさせて頂いてたのだが、

色々と目処がたったため、最近から朝食ビュッフェを再開する事となった。

 

お客からすれば、やはり ブュッフェ再開 は魅力的に感じるかもしれないが、スタッフからすると、 悪夢再来 の時間なのである。

 

朝食の悪夢記事ふりかえり▼▼

ホテルレストランスタッフ〜心の愚痴〜 - 365セブンスウェル🌿🌈

 

 

 

半年以上、ビュッフェ提供を休止していたことから 日々感じる事を完全に忘れかけていたが

その悪夢たちは、開始5分で思い出す事となる。

 

6:30のオープンに向けて、朝イチ眠たい目をこじ開けながらのセッティング。

トング類・メニューPOP・お料理 等、きれ〜い に陳列していく。どのお客にとっても、気持ち良く ビュッフェを楽しんでもらいたいと思う微々たる気持ちがあるが為だ。

 

その行為は大体 意味がなくなる事を、思い知らされるのは、店がオープンして わずかな時間。

 

キッチリ同間隔で並べたはずのメニューPOPやサーバーレストは、列を乱し様々な方向へ向いている。

そしてそのサーバーレストの上に乗っているはずのトングは そこには無い。大体、お料理が入っている大皿の淵に添えてあるのだ。

何のための、サーバーレストなのか。

何のための、コロナ対策なのか。

何のための、トングなのか。(それはただのトング)

 

サラダにかけるドレッシング、冷奴にかけるお醤油、スクランブルエッグに添えるケチャップ。…その周辺は何故かいつもギトギトしている。

こぼさずにはいられない 客。

こぼしても拭かない 客。(せめて放置せずにスタッフに伝えて欲しい)

 

そしてそれらは皆、いつの間にか所定の位置にはいない迷子

 

ビュッフェ取り分けの時間だけでいい。

粗鬆に扱われるその物達の事を

それぞれの一番大事な何かに見える様な、、そんな魔法でもかかればなぁ…とさえ思う毎日だ。

 

 

 

食事が終わった後はスタッフが食器を片すため、お客にはそのまま退店して頂いている。

 

だが食堂形式で食器をスタッフの所までわざわざ持ってきてくださるお客もいる。それに関しては、"お気遣い有難うございます"で終わるのだが、

あろう事か、スタッフ専用のバックヤードまでわざわざ持ってくるお客がいるのだ。

 

…スタッフたちのわずかな隙間時間の憩いの場に 急に食器をもった人間が目の前に現れた時の気持ちその神妙な面持ち……

あなたは分かりますか…?ドッキリでも仕掛けられたんかと思うくらいビックリする反面、何故だかイライラさえしてくる。笑

 

すこし周りを見渡せば分かると思うし、ホールにいるスタッフに声を掛けるでもしてくれるとか。。何らかの解決策はあったはずだ。

 

あんな、胡瓜を持った河童みたいにしてこられてもこっちも困るのです。

 

まぁそんなかんじで色々ありますが、

GO TO EATも始まった今。すこし賑わいを取り戻しつつあるこの仕事にやりがいをも感じつつ、毎日前進あるのみ〜〜!!デスネ。

 

ホテルレストランスタッフ 〜心の愚痴②〜 - 365セブンスウェル🌿🌈

ホテルレストランスタッフ〜心の愚痴③〜 - 365セブンスウェル🌿🌈

 

 

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ホテルレストランスタッフ〜心の愚痴③〜

わたしはホテルの中にあるレストランで働いている。といっても、 高級なリゾートホテルとは違い、会議室等もあることから、 ビジネスマンが多く利用するホテル。

 

レストラン自体は、朝食・ランチ・ ディナー時間帯と営業している。

 

 

再びこのお時間がやってまいりました。笑

誰も待ってないし、聞き苦しく思う事もあるかもしれませんが、どうぞお付き合い下さいませ( ◠‿◠ )goto eatも始まるしね。

 


今回第三弾目となる、 ホテルレストランスタッフとして営業中に思う 心のつぶやき を綴っていきたいと思う。

 

①と②はコチラ▼▼
ホテルレストランスタッフ〜心の愚痴〜 - 365セブンスウェル🌿🌈

ホテルレストランスタッフ 〜心の愚痴②〜 - 365セブンスウェル🌿🌈

 

 

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朝食の営業中に、 入口付近に置いてあるレストランメニューのPOPを まじまじと見ている30代くらいの男性客がいた。

登山が趣味なのか? これから登りに行くのかトレッキングスタイルをしている。( 知らんけど)

 


おそらく、朝食券の購入を迷っているのだろう。

しばらく店前のPOPを眺めた後レストランに入店して来て、 わたしに尋ねる。

「ここは、モーニングいくら?」

「1350円です。 前売券をフロントで購入してきていただいております」

そう伝えると、

「へーーーー。」

と、いかにも興味無さそうに返事をされた。


(あなたが聞いてきたんですけど( ◠‿◠ )?)

 


その後、舐め回すように店内のドリンクバーを見て、

「で?ジュースと?牛乳と?お茶だけ?」

「いえ、あちらにコーヒー類も色々ございます」

「へーーーー。」

またしても、"へー"

(あなたは、トリビアの泉のへぇへぇボタンかなんかなん( ◠‿◠ )?)

 


で?メニューは?ブュッフェじゃないの?」

「只今こちらのPOPにあります、 写真のような和洋膳で提供させて頂いております」

で?ブュッフェは?してないの?」

「そうですね、只今コロナの影響でビュッフェぇっ…っ「 あっっっっそ。」

 


状況が読めたや否や、わたしの話を最後まで聞くまでもない と、言葉を遮るかのような返事。 男性はそのままチケットを購入する事もなく帰って行った。

 


大変不快な、へぇへぇボタンだ。

 


おそらく、ブュッフェ実施していないのに、和洋膳だけで、 1350円は 高い と思ったのだろう。

値段の価値観は人それぞれだが、 

ホテルの朝食で この値段は妥当だとわたしは思う。

(まぁうちはビジネスだが)

朝食に力を入れている事もあって、和洋膳での提供が、 通常のブュッフェよりも衰えて見えないよう  ちゃんとお客に満足していただける内容としてこちらも考慮している。

 


ましてやこのコロナ禍で、飲食店もいっぱいいっぱいなのだ。

 


それを分かってくれ!とは言わないし、 食事をどうするのかは本人の勝手だが

人として最低限の接し方くらいは、もう少し学んで欲しいと思う。

……山登りをする前に。( むしろ山登りしたらマイナスイオンで心洗われて、 なんかこう神々しい気持ちになりそうな気もするけど、 山登りする前は、あんな邪悪な心になるん!?!?知らんけど)

 

 

 

 

 

 

話は変わってランチ営業での出来事。

鉄板ものがメインとはいえ、スープ・サラダバー・ ドリンクバー付と言う事もあり、子連れの方も多くやってくる。

※今はコロナの影響もあり、バイキングは中止中で、スープ・ サラダ・食後のフルーツを全て個食提供をしている。( おかわりも可能)

 

 

 

子供の胃袋は小さい。

サラダバーとおこぼれ肉だけでお腹いっぱいになる。 千円と少し払って、約2人分満腹で帰れるなんて、 世の主婦にとって美味しい話はない。

 


バイキングといえど、思ったより食べれない。 という人が大半を占めるだろう。

 


だが たまにいるのが、このバイキングを

自分達の為にある無限に食べられるシステム

と勘違いしている人がいる。

 

 

 

その日来店したのは、3人の家族。父、 母と2歳児くらいの男の子。

注文を受ける時点で、何か起こりそうな予感が 既にしていた。

 

 

 

…自分で言うのは何だが、接客経験も長いこともあってか、" そうゆう"アンテナをキャッチするのが敏感になっている。

 

 

 

メインの鉄板料理が運ばれるまでの時点で、 サラダとスープを提供する。

提供して数分後に 父親がサラダのおかわりをする。

「サラダのおかわりお待ちしました」

と言うと、

「わたしもください!」

と母親。

 


(…まとめていっぺんに言ってくれよ!!!)

 

 

と思うが、続けて母親のサラダを運ぶ。

すると目に入ったのが、隣で必死でサラダを食べる子供。 もう一体どこが口どこに食べさせているのか分からない程、 ぐっちゃぐちゃ。貸出している、キッズチェアもべっとべと

 


わたしは子持ちで無いが、 子供の食事はタイヘンとゆう理解くらいはある。ましてや、 お母さんの育児の束の間の休息。 くらいに店を使ってくれても構わないが、 ちょっと度が超えている。我が子なんでしょ?!と…。

 


まぁその我が子への愛情が伝わり過ぎるくらいの出来事がこの後起こるわけでありますが…。

 

 

 


あれからサラダのおかわりリクエストを3回程受けたあと、 メインの鉄板が運ばれる。

しばらくして、フルーツをお持ちする時間に。その日は、 パイナップルにオレンジ、グレープフルーツの3種盛り。

お持ちして数分後、案の定 フルーツのおかわりラッシュに入った。(人数分)

 


「フルーツのおかわりお持ちしました」

母親「ありがとうございます!…○○くん、 フルーツ美味しいねぇ!」

子供▶︎ビタミン摂取に夢中。

 


数分後。

母親「フルーツのおかわり、お願いしますぅ!」(人数分)

 

どうやら子は、オトンオカンのフルーツ皿も平らげているようだ。


 「フルーツのおかわりお持ちしました」

母親「○○くん、美味しいねぇ!あ!オレンジが良いの○○くん、オレンジが良いのぉ!」

 

数分後。

母親「あ、フルーツのおかわり、お願いしますぅ!あ、オレンジだけで盛ってもらっても良いですか?子供が…ねぇ貴方!」

父親「めっちゃ食べるやん!爆笑」

 

キリがないと思ったわたしは、厨房スタッフに頼み込み大量のオレンジを皿に盛ってもらった。まるっとオレンジ一個分はあるだろう。

 

提供するやいなや大喜びする子供は、ぐちゃぐちゃになりながら 一心不乱にビタミンを摂取している。

それを、"まだ食べるの?可愛いねぇ!"と見守る父親と母親。

 

何とゆうか可愛いというだけで、モラルのモの字も消えてしまうのか…

バイキングだからと言って!!と思うわたしの心の方が狭いのか…

何が正解かは分からないが、おそらくあの子供は店から出る頃には、オレンジの姿になっている事だろう…。

 

このあと、オレンジ盛の皿を追加で3回程注文されたことは言うまでもない。

 

 

 

 

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ホテルレストランスタッフ 〜心の愚痴②〜

わたしはホテルの中にあるレストランで働いている。といっても、 高級なリゾートホテルとは違い、会議室等もあることから、 ビジネスマンが多く利用するホテル。

 

レストラン自体は、朝食・ランチ・ ディナー時間帯と営業している。

 

、、、

前回に引き続き、 ホテルレストランスタッフとして営業中に思う心のつぶやきランチver.〜を綴っていきたいと思う。

 

ホテルレストランスタッフ〜心の愚痴①〜はコチラ▼▼

ホテルレストランスタッフ〜心の愚痴〜 - 365セブンスウェル🌿🌈

 

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うちのランチシステムは、メニューから メインの鉄板物を選んでもらう。それに、・ライス(大盛、 お替り可)・スープ・サラダバー(10種程)・ドリンクバー 付千円程で食べられるとゆう。 このご時世の野菜高騰等にも関わらず、 何とも割に合わない価格でランチを提供をしている。

 

オフィス街。お昼時。

それに食いつく、サラリーマンやOLさんは少なくない。

 

 

オープンしてから30分もたたないうちに、席は満席になる。

 

「只今満席になっておりますので、 並んでお待ち頂くようになります。」

 

わたしがお客で、この言葉を店員にかけられると すぐさま別の店を探すが、ここのお客はそうではない。

必ず と言って良いほど 待つ。

鉄板物なので、回転率が良い事はお客も把握済なのだ。

そうすると、大半のお客が わたしたちに言う。

 

「どれくらい 待ちますか?」

 

声を大にして言いたい事がある。

( ……知らんがなっっ!!)

 

わたしたちは未来予知者でも、魔法使いでもないのだ。はてさて、 この問いに対して具体的に待ち時間を答え、 最悪なことにその予想した待ち時間を過ぎてしまった場合イラつくのはお客自身なのだ。それを、店員のせいにする。 誰も気持ちが良くない。なのにも関わらず、 そんな誰得な質問をしてくるのだ。答えは一択。知らんがな。

 

 

こんな事もあった。

「只今満席になっておりますので、 並んでお待ち頂くようになります。」

いつもの台詞をお客に伝えると、

 

「あちゃ〜!そうなん! 俺きょう忙しくて待つ時間無いんよなぁー」

 

と、それだけ伝えられ、立ち去る気配は特にない。要するに、" 待つ時間はないけど誰よりも先に俺を入れてくれ" とゆう圧。

そんな我儘は他のお客に迷惑極まりない。(…並ばんなら帰りな。 )と、こちらも丁寧に圧をかけつつお断りする。

 

「ほなまたにするわ〜!」

 

と帰っていった、、、その30分後。さっきの顔。(と、 そのツレ)

満席解除されていたので、すぐ席にお通しする事が出来たのだが、 、。(あんた、忙しいかったんちゃうんけー!)と心の中で呟く。 案の定、閉店間際まで店にいたが、忙しいと言えば、 行列でも通してもらえると思った その浅はかな気持ち、それ如何に。ですよ。

 

 

 

鉄板を運ぶ とゆうのは、かなり腕が鍛えられるもので、 今では3枚の鉄板は余裕で持つ事が出来るようになった。

とはいえ ただの人間。腕も二本しかなく、持てる物にも限りがある。

 

ましてや油でジュージューの鉄板を持って来られるのだから、 食べる側は自分の机の上くらい綺麗にしておく事を心がけてもらい たい。

食べ散らかしたサラダ皿等を、鉄板を持った店員が来た時に 机の端の方に少し避けてくれるだけでもありがたい

 

だが、いるのだ。避ける事を知らないヒト

(や、もはやヒトでは無いのかもしれない… そんな事に気を使えないヒトがこの世にいるんですかね、、、?

こちとら、両手にあなた様の召し上がるお料理をお持ちなすって、 手がふさがってるんですわ!どないして、 これらを提供しようもんか、手が使えないというのなら、 足でも使ったらいいんですかね~~~!?)

 

…最近は、

「真ん中あけて頂けるとありがたいですう!と、 無言ではない訴えをすることにしている。

 

 

お客から何かしらの注文を受ける際、

 「ライスお替り!大盛り!あ、あと水!」「ソース、もう一個持ってきて」「領収書!」

 

とゆう言い方をよくされるが、わたしたちは、一体いつから友達関係になったんだろうね( ◠‿◠ )?

と思うほど、タメ口で話かけてくる人が多い。 まぁ確かに年齢で言うと上の方が多い。だが、 全くの他人に対して敬語さえ使えない精神年齢が下の人が多いなん て 世も末だと思ってまう。(かなしいな。)

 

 

 

いろんなお客様がいるが、 それはそれで見ていて勉強になる事もある( こうありたくないという最低限のマナーは身につく)ので、 プラス思考に考えて毎日営業している。 自分の常識を超えたことがよく起こるので、 笑い話としてネタにもなるし。

 


だが、映画『マスカレードホテル』 の長澤まさみさん演じる山岸さんのような、あれぞホテルマン! な対応は、今の未熟なわたしにはまだまだ出来ないなあ、、笑

マスカレード・ホテル

マスカレード・ホテル

  • メディア: Prime Video
 

 

 


それでも、 接客のお仕事がやっぱり楽しいと思えるのはこの仕事が自分に合っ ているということなのだろう。

 


心の愚痴ブログは一旦ここで終わりにして、 明日からちゃんと、従来の旅ブログ、更新しまーす。

NEXT▶▶▶フィンランド

 

 

 

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ホテルレストランスタッフ〜心の愚痴①〜

わたしはホテルの中にあるレストランで働いている。といっても、高級なリゾートホテルとは違い、会議室等もあることから、ビジネスマンが多く利用するホテル。

 

レストラン自体は、朝食・ランチ・ディナー時間帯と営業している。

 

ビジネスホテルにしては、朝食ビュッフェの評価が高く、多い時は1日200人以上来店があるほど忙しい。利用客もビジネスマンだけにとどまらない。

カップル、ファミリー、海外団体客、未宿泊の一般客。たまにTVで見た事あるな〜、、みたいな某有名人も来店する。

 

きょうはそんな、ホテルレストラン勤務で体験する実態をブログに綴ろうと思う。

 

 

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まず、うちのレストランの朝食スタイル。

朝食予約をしている人には チェックインの時点で、「朝食券」というものが配られる。レストラン営業時間帯は6:30〜10:00最終入店9:30と記されている。

チェックイン時にフロントから、「朝食券を持ってレストランへ行って下さい」とゆう案内がある。

 

料理内容はビュッフェスタイルとドリンクバー。

県を代表する料理コーナーから、和洋、中華系も少し。サラダコーナーは種類豊富で人気。季節ごとに変更する料理もあって、一時期は海鮮コーナーを設けて、海鮮丼なり カルパッチョなりを楽しめる時もあった。ビジネスホテルにしては、そこそこ 拘っていると思う。

 

 

朝5時半。出勤時にタイムカードをおす。寝惚け眼のまま店の電気をつけると、既にレストラン前に何人かの人がいる。

 

「OPENって、6:30だよね?」

と、自分に問ふ。

 

黙々とビュッフェの準備をしていると、入口を ドンドン と叩きながら、何か叫んで人がいる。あれは中国人だ。

まだ開かないの!?時間が無いんだけど!.おそらく、こう言っているが 当然、わたしは聞こえない。見えてない。(フリをする。)

 

「時間がない」のなら、朝食なしのプランを予約するだろうし、チェックイン時に営業時間の案内は聞いている筈だ。(だから、フリで大丈夫なのだ。)

 

6:30オープンと共に、なだれ込んでくる人々。我れ先に戦争。荒らされるビュッフェ台。迷子のトング。転がるフライドポテト。引き気味の店員。

国柄関係なく、"綺麗"にお料理を取り分ける事をしない。

 

「朝食券を持ってレストランへ」と案内されているはずなのに、何故か持ってこない人たち。(何聞いてんねん、、、)

しわっしわのホテルの部屋着で来店する人たち。(着替えてこいよ、、、)

人気料理に群がる人たち。(ここは動物園、、、?)

 

 

先程のオープン前の中国人は、中華コーナーのお料理をごっそりとお皿に乗せ、お味噌汁とキムチをブレンドした謎の料理と、時間がないくせに悠長に持ち込んだカップ麺を食べている。(持ち込み禁止)

仕舞いには自前のタッパーに、料理を詰め込もうとしている。(持ち帰り禁止)

注意を促すが、大体この注意は、同じ人に3回程するハメになるのだ。

 

 

インド人の団体が入ってきた。

彼らはこれでもか!とゆう程の甘党。コーヒー一杯に砂糖を4.5本入れるのは当たり前だ。それと、空飛ぶホットミルク教🥛

基本うちのレストランは、冷たい牛乳しか置いていない。温める要望があっても、基本的にはお断りさせてもらっている。

 

案の定、ホットミルク教の1人がわたしに、「温めて」と 話かけてくる。丁寧に説明してお断りする。

すると、もう1人のホットミルク教が「冷たいのだと、お腹が痛くなるの」と。

しぶしぶ、「そういう理由なら仕方ないですね」と、"特別に"という理由でホットミルクを提供する。

それを見た別のホットミルク教が「わたしもお腹痛いから温めて!」×人数…

「………〜〜〜〜〜!!!」

 

…こうなる事を避けたくて、基本お断りしているのだ。

 

 

コーヒーをカップに入れて、部屋へ持ち帰りしようとしている外国人がいた。出入り口に向かおうとしていたので引き留めて、持ち帰りが出来ない事を伝えようとすると

「何で?意味が分からない」と。

意味が分からない事が意味が分からない…と心の中で思いながら、

「この店のルールなんです」と伝えると、

 

「ルール!?君の言うルールとゆうのは、この出口を出た瞬間から発生する事であって、事実 僕はまだ店の中にいるっっ!!」

みたいな事を言いながら、出入り口の その 境目の部分をあっち(店外)とこっち(店内)の境界線に、行ったり来たりしながら猛反発してくる。

 

そうこうしてたら、コーヒーマンの仲間がやって来て、彼に事のあらすじを説明したのだろう。

「この店員の勘違いマジウケる爆笑〜」みたいな感じで、すんっっごい笑われて終了。

まぁ、何も面白くはない。

 

 

最近はコロナの影響と、宿泊客も減り、朝食利用数も減って来た事からブュッフェスタイルを休止している。

利用客は、ここ何ヶ月か日本人ばかり。

 

食事は 和洋膳 とゆうカタチで提供させてもらっている事から、ビュッフェの時の様な忙しさはなく、それなりに穏やかに営業している。

 

ドリンクバーは、細心の注意を払いながら実施再開をしている。

それに伴いドリンクバー利用の際は、マスクの着用をお願いしているのだが、これが持ってこない人が結構いるのだ。

 

"食事しに行くんだし"  "密じゃないし"  とか、そうゆう問題でもない気がするが、一応持ってきていない人にはマスクをお渡ししている。

 

その日もマスクを持って来てない熟年カップルがいたので、マスクを渡し着用を促すと、

 

「てゆうかドリンクとりに行く時、別に喋らんくね?笑」

と、鼻で笑われた。

 

言いたい事は分かるし、わざわざ面倒くさいのも分かる。

ただ、こんな事言っちゃう人の気がしれないのだ。良い歳こいた大人が、わざわざ口に出さなくて良い事を言ってしまう程、心が狭いなんて 可哀想な人だな…(だから肥満してんねん…)

 

と思うと、心が軽くなったのでその後の接客には何の影響も無かったのだが。

 

ホントにね、飲食店っていろんな事があるんです。笑

ほんのすこーしだけ、お客様にも気を使って頂ければ、心の中の愚痴が減るのになぁと思う今日この頃なのでした☺︎笑

 

つづく▶︎▶︎ホテルレストランスタッフ 〜心の愚痴②〜 - 365セブンスウェル🌿🌈

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