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旅とデザイン、傍らにコーヒー。

ホテルレストランスタッフ〜心の愚痴③〜

わたしはホテルの中にあるレストランで働いている。といっても、 高級なリゾートホテルとは違い、会議室等もあることから、 ビジネスマンが多く利用するホテル。

 

レストラン自体は、朝食・ランチ・ ディナー時間帯と営業している。

 

 

再びこのお時間がやってまいりました。笑

誰も待ってないし、聞き苦しく思う事もあるかもしれませんが、どうぞお付き合い下さいませ( ◠‿◠ )goto eatも始まるしね。

 


今回第三弾目となる、 ホテルレストランスタッフとして営業中に思う 心のつぶやき を綴っていきたいと思う。

 

①と②はコチラ▼▼
ホテルレストランスタッフ〜心の愚痴〜 - 365セブンスウェル🌿🌈

ホテルレストランスタッフ 〜心の愚痴②〜 - 365セブンスウェル🌿🌈

 

 

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朝食の営業中に、 入口付近に置いてあるレストランメニューのPOPを まじまじと見ている30代くらいの男性客がいた。

登山が趣味なのか? これから登りに行くのかトレッキングスタイルをしている。( 知らんけど)

 


おそらく、朝食券の購入を迷っているのだろう。

しばらく店前のPOPを眺めた後レストランに入店して来て、 わたしに尋ねる。

「ここは、モーニングいくら?」

「1350円です。 前売券をフロントで購入してきていただいております」

そう伝えると、

「へーーーー。」

と、いかにも興味無さそうに返事をされた。


(あなたが聞いてきたんですけど( ◠‿◠ )?)

 


その後、舐め回すように店内のドリンクバーを見て、

「で?ジュースと?牛乳と?お茶だけ?」

「いえ、あちらにコーヒー類も色々ございます」

「へーーーー。」

またしても、"へー"

(あなたは、トリビアの泉のへぇへぇボタンかなんかなん( ◠‿◠ )?)

 


で?メニューは?ブュッフェじゃないの?」

「只今こちらのPOPにあります、 写真のような和洋膳で提供させて頂いております」

で?ブュッフェは?してないの?」

「そうですね、只今コロナの影響でビュッフェぇっ…っ「 あっっっっそ。」

 


状況が読めたや否や、わたしの話を最後まで聞くまでもない と、言葉を遮るかのような返事。 男性はそのままチケットを購入する事もなく帰って行った。

 


大変不快な、へぇへぇボタンだ。

 


おそらく、ブュッフェ実施していないのに、和洋膳だけで、 1350円は 高い と思ったのだろう。

値段の価値観は人それぞれだが、 

ホテルの朝食で この値段は妥当だとわたしは思う。

(まぁうちはビジネスだが)

朝食に力を入れている事もあって、和洋膳での提供が、 通常のブュッフェよりも衰えて見えないよう  ちゃんとお客に満足していただける内容としてこちらも考慮している。

 


ましてやこのコロナ禍で、飲食店もいっぱいいっぱいなのだ。

 


それを分かってくれ!とは言わないし、 食事をどうするのかは本人の勝手だが

人として最低限の接し方くらいは、もう少し学んで欲しいと思う。

……山登りをする前に。( むしろ山登りしたらマイナスイオンで心洗われて、 なんかこう神々しい気持ちになりそうな気もするけど、 山登りする前は、あんな邪悪な心になるん!?!?知らんけど)

 

 

 

 

 

 

話は変わってランチ営業での出来事。

鉄板ものがメインとはいえ、スープ・サラダバー・ ドリンクバー付と言う事もあり、子連れの方も多くやってくる。

※今はコロナの影響もあり、バイキングは中止中で、スープ・ サラダ・食後のフルーツを全て個食提供をしている。( おかわりも可能)

 

 

 

子供の胃袋は小さい。

サラダバーとおこぼれ肉だけでお腹いっぱいになる。 千円と少し払って、約2人分満腹で帰れるなんて、 世の主婦にとって美味しい話はない。

 


バイキングといえど、思ったより食べれない。 という人が大半を占めるだろう。

 


だが たまにいるのが、このバイキングを

自分達の為にある無限に食べられるシステム

と勘違いしている人がいる。

 

 

 

その日来店したのは、3人の家族。父、 母と2歳児くらいの男の子。

注文を受ける時点で、何か起こりそうな予感が 既にしていた。

 

 

 

…自分で言うのは何だが、接客経験も長いこともあってか、" そうゆう"アンテナをキャッチするのが敏感になっている。

 

 

 

メインの鉄板料理が運ばれるまでの時点で、 サラダとスープを提供する。

提供して数分後に 父親がサラダのおかわりをする。

「サラダのおかわりお待ちしました」

と言うと、

「わたしもください!」

と母親。

 


(…まとめていっぺんに言ってくれよ!!!)

 

 

と思うが、続けて母親のサラダを運ぶ。

すると目に入ったのが、隣で必死でサラダを食べる子供。 もう一体どこが口どこに食べさせているのか分からない程、 ぐっちゃぐちゃ。貸出している、キッズチェアもべっとべと

 


わたしは子持ちで無いが、 子供の食事はタイヘンとゆう理解くらいはある。ましてや、 お母さんの育児の束の間の休息。 くらいに店を使ってくれても構わないが、 ちょっと度が超えている。我が子なんでしょ?!と…。

 


まぁその我が子への愛情が伝わり過ぎるくらいの出来事がこの後起こるわけでありますが…。

 

 

 


あれからサラダのおかわりリクエストを3回程受けたあと、 メインの鉄板が運ばれる。

しばらくして、フルーツをお持ちする時間に。その日は、 パイナップルにオレンジ、グレープフルーツの3種盛り。

お持ちして数分後、案の定 フルーツのおかわりラッシュに入った。(人数分)

 


「フルーツのおかわりお持ちしました」

母親「ありがとうございます!…○○くん、 フルーツ美味しいねぇ!」

子供▶︎ビタミン摂取に夢中。

 


数分後。

母親「フルーツのおかわり、お願いしますぅ!」(人数分)

 

どうやら子は、オトンオカンのフルーツ皿も平らげているようだ。


 「フルーツのおかわりお持ちしました」

母親「○○くん、美味しいねぇ!あ!オレンジが良いの○○くん、オレンジが良いのぉ!」

 

数分後。

母親「あ、フルーツのおかわり、お願いしますぅ!あ、オレンジだけで盛ってもらっても良いですか?子供が…ねぇ貴方!」

父親「めっちゃ食べるやん!爆笑」

 

キリがないと思ったわたしは、厨房スタッフに頼み込み大量のオレンジを皿に盛ってもらった。まるっとオレンジ一個分はあるだろう。

 

提供するやいなや大喜びする子供は、ぐちゃぐちゃになりながら 一心不乱にビタミンを摂取している。

それを、"まだ食べるの?可愛いねぇ!"と見守る父親と母親。

 

何とゆうか可愛いというだけで、モラルのモの字も消えてしまうのか…

バイキングだからと言って!!と思うわたしの心の方が狭いのか…

何が正解かは分からないが、おそらくあの子供は店から出る頃には、オレンジの姿になっている事だろう…。

 

このあと、オレンジ盛の皿を追加で3回程注文されたことは言うまでもない。

 

 

 

 

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